人気の高級酒米“愛山”で醸す純米大吟醸。
栽培の難しさから一時は幻の酒米とも呼ばれ、現在もその希少性から
高額な酒米として知られ全国でも限られた蔵元のみが使用。
大粒で心白発現率も高く、溶けやすい性質がある為、醸造技術が試される
酒米でもあります。
“愛山”で醸されるお酒は濃醇な旨みと厚みある味わいが特徴的で
ファンが多い酒米の一つとも言えます。
その高級酒米“愛山”を44%磨き、本来のくどき上手以上の
完熟した果物のような豊かな香りと
優しい口当たりと凝縮された甘味と旨味の存在感があります。
この芳醇な味わいは、是非ゆっくりと楽しんで頂きたい逸品です。
【亀の井酒造】
くどき上手・くどき上手Jr(ジュニア)・ばくれんを醸す
亀の井酒造の創業は1875年(明治8年)。
全商品の平均精米歩合が約46%の全量吟醸酒で
完成度の高い酒質にこだわる、名実共に山形を代表する吟醸蔵。
印象的な酒銘と、粋で艶っぽい浮世絵のラベルが特徴的。
亀の井酒造の社長を務める今井俊治氏が1983年に発売した
ブランドの「くどき上手」。
その命名は、戦国時代を生き抜き大きな勢力を持つ
武将となった人物からヒントを得て、
“日本酒業界で敵もライバルもみな口説き落としていけたら”と、
そんな想いが込められてます。
艶やかで色気のある華やかな香り、
上品な甘みと柔らかな口当たりに魅了され、
まさに“口説き落とされる”人々が増加中。
その一方で、今井俊治社長のご子息で専務の今井俊典氏が
手掛けているブランド「くどき上手Jr.」も多くの
愛酒家を魅了しています。
「くどき上手」に比べやや軽やかな味わいにする事で飲みやすくし、
遊び心ある商品を発売する等、新たなファンを虜にしてます。
また“キレの良い辛口の純米吟醸酒”の酒造りを極める為に研究を
重ねた結果、誕生した超辛口酒のブランド「ばくれん」。
辛いだけではなく、ほのかに香る吟醸香と爽快なキレが魅力で
辛口ファンの心をわし掴み。
変わりゆく消費者ニーズにもしなやかに対応し、
毎年新商品を投入する等といったチャレンジ精神も
日本酒ファンの心を惹き付けて離さない理由の一つでしょう。